檸檬デザイン事務所 (Official Logo) - 2020
当事務所「檸檬デザイン事務所」のセルフブランディングを行いました。
名前の由来(1)
レモン、という言葉が持つ共通性:
「レモン」「LEMON」「檸檬」という文字を見たとき、あるいは酸味のある黄色い果実を見たとき、世界中の多くの人がほぼ同じ音(lémən)を思い浮かべます。
私たちは、たくさんの言語が溢れる中で、この稀少な「同じ音を持つ存在」に着目しました。
名前の由来(2)
一回聞いたら間違えない、という優位性:
1日約5,000以上の広告情報に晒されているといわれる情報過多の現代社会において、大企業におけるネーミング戦略は「独自性のある名前をつけ、時間と広告費をかけてブランドを育てる」ことが一般的です。
独自性のある名前が浸透すると、例えば「グーグル」と聞けば消費者は検索サイトを思い浮かべ、他社と間違えることもありません。企業側にとって最高の状況を作ることができるのです。
一方、私たちの取る戦略は大企業と大きく異なります。
非常に小さなスタートで、1対1のクライアントワークが中心です。大衆に浸透させることよりも、出会った1人に対し「絶対に間違えずに覚えてもらう(レモンと名乗ったら、レモンと呼んでもらえる)」ことを重要視しています。
identity:
檸檬デザイン事務所ロゴのモチーフは「スイッチ」です。
LEMON DESIGN OFFICEに含まれた「ON/OFF」の文字と、依頼者の顧客に与える「気付き」をヒントに決定しました。
color:
以下の理由から、グリーンを基調にしたデザインとしました。
・グリーンは多くの人が触れるデバイスに採用されるスイッチの色であり、「スイッチのデザインである」と認識してもらえる確度が高い
・同業他社が多く採用する「シンプルなブラック」との差別化を図ることができる
・ロゴに触れた人へ「レモンなのに、黄色じゃない」と記憶に残る印象を与えられる
・グリーン「未熟なレモンの色」。私達はいつでも初心を思い出せる
isoration area:
ロゴの使用について、フォントの高さを目安に禁則エリアを設定しました。
用途や場面によって、英称や日本語表記など、いくつかのデザインを使用することができます。
用途や場面によって、グリーン以外の色を用いたロゴを使用できます。
ロゴの「ON」部のデザインに着目し、様々なスローガンを設定することができます。