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渋谷の hoops link tokyo が金融機関と思えないほど凄かった

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Hoops Link Tokyoに行ってきた!

SMBC運営・渋谷にあるコアワーキングスペースです

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三井住友フィナンシャルグループによるオープンイノベーション拠点

hoops link tokyo(フープス・リンク・トーキョー、以下hoops)は、渋谷にあるオープンイノベーション拠点です。


2017年9月1日に三井住友フィナンシャルグループにより大々的にローンチが発表された、誕生して間もない新星気鋭の空間です。

オープンイノベーションとは、言わずもがな「企業団体を問わず内外を通じて価値創造すること」となりますが、特にhoopsは渋谷という地理的優位性を生かした価値創造が期待されています。

三井住友フィナンシャルグループの、オープンイノベーション拠点hoops link tokyoが、いつの時代も新しいエネルギーにあふれる、渋谷の街ではじまります。

ここは、スタートアップ・自治体・大学・大企業など、異なる世界の人々が、出会い、語らい、ともに挑戦するための交差点です。

そして、三井住友フィナンシャルグループの知見・ネットワークを基盤に、挑戦するすべての人々とともに、社会的な価値を創出する場です。
— hoops link tokyo パンフレットより抜粋

2. hoops link tokyoのロゴ

今回は、hoopsの開設に尽力された古川さんのご縁で立ち寄りました。

hoopsは、三井住友銀行渋谷西支店6階にあります。
渋谷交差点から道玄坂二丁目交差点に向かってすすんだところにある、メガドンキが目印です。

1階をのぞくと、ATMや窓口など、よくある銀行の光景が見えるだけです。
しかし、6階に上がると、そこは母体が同じとは思えないほど全く違う世界が待っています。

出迎えてくれるのは荘厳なロゴ。

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バスケットゴールを図案化して表現した「輪」

hoops link tokyoのロゴは、バスケットゴールを上から見た様子を図案化しています。

hoopsの意味する「くぐる」という意味合いをとてもうまく表現していると思います。さらに、円形のマークで輪を意味していたり、この輪をくぐると得点が認められる=つまり成果を達成する、と捉えることもできるので、連想していくことがとても楽しいロゴですね。

ちなみに、通常「link」の部分はどうしてもカーニング(文字の間隔)がどうしても狭くなってしまうのでバランス配分が難しいです。(このロゴでも「link」は、「hoops」でいう2.5文字分程度に4文字が収まっている配分になっています。)

しかし、Century Gothicに近いフォント選定をしている点やすべて小文字にしている点で、見事なバランスとなっています。

 

結果的に、バランスが取れているのに、「hoops」の視認性と覚えやすさが強調されているというところが凄い。

3. 入口の仕掛けがすごい

ロゴを見たら、次に右に目をやります。そこには、本棚があるだけです。

しかし、ここから僕のテンションは最高潮にまで上がります。

隠し扉が開くまで

一見ただの本棚しかない。

一見ただの本棚しかない。

エレベーターを降りると、完全に封鎖された一室になっています。

しかし......

ざわ......ざわ.......

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おお........!

おおおおお!

おおおおお!

なんと、隠し扉になっていたのです。
実はhoops、「ニューヨークの隠れ酒場」がコンセプトの1つになっているということで、このような仕掛けや色調になっているとのことです。

ふつう、オープンイノベーション拠点は、箱自体も外観・内観ともに「オープン」を感じさせる作りとなっていることが多いです。

hoopsも同様にすべてに開放的であるという想いが込められています。

しかしhoopsは、ファーストコンタクトの「秘匿感」から、セカンドアクションである扉を開けた時の「開放感」にギャップがあります。そのため、ひときわ「開放」のメッセージを感じました。

 また、酒場は「語らい」の意味合いもあるため、多くの交流を予感させるものとなっています。

(余談)ちなみに、弊社Welcome Drink Sessionの名前の由来も「Drinking Session = ある小さなコミュニティの飲み会」にひっかけていました

4. 内部のこだわり

テンションが高まったところで中を見てみると、そこには開放的な空間が広がっています。

  • 落ち着いた照明
  • 統一感を保ちながらもランダムな椅子の配色
  • 扉のアイコンがカクテルグラス

いろんなところにコンセプトを想起させるデザインがちりばめられています。

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全体の広さは約50坪。
机がある状態では50名が収容可能で、机が無ければ80名程度までのキャパシティーがあります。

プロジェクターもWiFiも完備のため、イノベーションを巻き起こす多くのイベントが開催されているようです。
 

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会議室も備えています。

壁面にはHoopsに引っかけて「Oops」と書かれています。
「Oops」は驚きや感嘆の声ですが、あたらしい化学反応を生む衝撃を表現しているそうです。

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5. アクセス

最後にhoopsのアクセスや施設概要を紹介します。
さまざまなイノベーションが断続的に起きるhoops link tokyoに、ぜひ足を運んでみてください。

僕と一緒に行きたいという奇特な方はこちらからどうぞ。

施設概要

hoops link tokyo

  • 東京都渋谷区宇田川町28-4 三井住友銀行渋谷西ビル6階
    東京メトロ半蔵門線渋谷駅3a出口 徒歩3分 JR渋谷駅ハチ公口 徒歩6分
  • http://hoops-link-tokyo.com/
  • 電源、Wi-fi、イベント開催無料(本記事掲載日現在、詳細はHPにてご確認ください。)